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管理人ユウジによる趣味ブログです

緑色のアジサイは危険?葉化病は人体や他の植物に悪影響?

ネットサーフィンが唯一の趣味とも言っていい私、今日も色々と気になるネタをチェックしていると、横にちょこんと座って一緒に画面を見ていた娘が、
 
この緑のお花おばあちゃんちで見たあ~★
 
と無邪気に一言、「緑の花?なんだそれと」、画面を見てみるとそれは「アジサイ」。

一見、「あらキレイ!」と思えるほどのグリーンカラーが特徴で、一般的な紫やブルーのものではありませんでした。 

 

しかし、よくネタ元を見てみるとこのグリーンアジサイ、何でも周りの植物だけでなく、人間にも有害であると、広く警鐘が鳴らされているとのことではないですか!
 
確かに義母の家の庭では、毎年シーズンになるとアジサイが咲き誇る!これは一大事!
 
取り急ぎこの奇怪な緑のアジサイについて、その有害性や対策などについて、調べることにしました。

 

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「葉化病」っていうらしいです

まずはどんなアジサイなのか、その姿を見てもらった方がいいでしょうね、

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鮮やかな緑色で葉っぱと見分けがつかない、花びらに厚みが出てくるのも特徴で、その姿かたち、色などから「葉化病」と呼ばれています。
 
植物の病気の原因は、糸状菌といった細菌、ウィルスなどといったものがほとんどの中、この葉化病の場合その原因が、「ファイトプラズマ」という病原菌らしい。
 
イカン、病原菌なんて大切な娘に健康被害が起きては大変、ここまで来たところで、ともかく義母に電話連絡。
 
緑のアジサイの有無について確認すると、義母の家にあり娘が目撃したのは、

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こちらの「アナベル」という品種、もう少しすると白いきれいな花色になるらしく、病気に犯されているわけではないことが判明、まずは一安心です。

 

この病気にかかるとどうなるのか

娘が直接触れたりはしていない様でしたが、義母の家にはたくさんのアジサイがあるので、将来のために引き続き調査続行!(^^)/
 
まずは、ファイトプラズマっていう、名前だけ聞いたら逆に元気が出そうな病原菌についてみてみると、どうやら植物に寄生してその葉脈液を吸って生きるカメムシの仲間のヨコバイ、

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我々日本人の主食であるコメの大敵、害虫として駆除の対象であるウンカ

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これらの生物よって運ばれ、感染したアジサイの花を、文字通り葉のように変えてしまうのだそう。

 

正確に言うと、葉が花に成長するためのタンパク質を、感染したファイトプラズマが分泌する「ファイロジェン」が溶かし、ファイトプラズマの養分や増殖のために使ってるため、途中まで成長した花が「葉に逆戻り」してしまうのです。

そして、アジサイのタンパク質を使って増えたファイトプラズマは葉脈の中に溢れ、その水分や養分の伝達を妨げるため、感染したアジサイは数年で枯れてしまうとされています。
 
養分を得ることなどはすべてファイロジェン任せ、自身はDNAまで持ちながら一切活動らしい活動をしないため、「世界一怠け者の細菌」なんていう風に、研究者の間では呼ばれているのだそうです。
 

治し方と人への被害は?

 

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そう多くない病気で発見例は多くないのですが、アジサイを県の花としている神奈川県では集団的に感染しているケースも報告、注意喚起がされています。

 

現在のところ明確な治し方は存在せず、その感染で根こそぎきれいなアジサイがやられてしまうのは残念。


ただそれより、もともとこの病気を引き起こすファイトケミカルは、イネやサトウキビなどの重要な農産物の病気を引き起こすものでもありますので、


①花が光沢のある濃い緑色に変化している。
②特にガク(花びらのように見える部分)は、正常な花に比べて明らかに厚みを帯びる。
③緑色に病変した花は、大きさや形状が不規則に変化する。


などといった「葉化病」特有の症状を見つけたら、念のため周りの株と一緒に根っこごと処分したほうが、農業への影響の観点からみればいいでしょう。

 


ちょっと待った、処分と言っても病原菌に犯されたそれを触って人間に害はないのか、という点では、どうやら人に被害が出るという情報はデマの可能性が高いようです。


おそらく原因である「ファイトプラズマ」に似た、人に感染すると時にひどい肺炎を引き起こす「マイコプラズマ」という病原菌と混同され、「人体にとっても危険!」という噂が先行していったのでしょう。


なんだい!心配し過ぎて損をした!


でも、何も無くってよかったと胸をなでおろした、気の小さい心配性な父親の私でした。

 

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